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サッカーがコンフェデ杯で盛り上がってる今、あえて野球について考えよう ! ! [スポーツ]

 現在、コンフェデ杯の真っ最中でサッカーがとっても盛り上がっていますが、
ここであえて野球の話をしたいと思います。

 僕はかつて熱狂的な巨人ファンでした。「俺は巨人帽をかぶって生まれてき
たんだ ! ! 」 なーんてコトを言ってしまうくらいに巨人、そして野球が好きでした。

 開幕戦はもちろん、それ以降も、大半の公式戦は見ていたような気がします。
試合は見なくても、少なくても結果だけは毎試合確認していましたし、打率や本
塁打数、投手の防御率なんかもいつも気にしていたと思います。

 ですがここ数年、まったく野球を見なくなってしまいました。 あんなに好きだっ
たジャイアンツの成績も一向に気になりません。

 近年の視聴率の低下を考えても、僕と同じような感じになってしまった人がた
くさんいるのだと思います

 ・・・・・・ どうしてこんなコトになってしまったのでしょうか?

 僕が野球への興味を失っていったのは、たしか松井選手がメジャーに行って
しまった頃からだったと思います。

 野茂やイチローについてはまだガマンできたのですが、「日本の4番」 である
松井までが向こうに行ってしまって、急速にしらけてしまったんだと思います。
実際、松井の移籍をきっかけにして、それ以降は次から次へと 「5(通知表の5)」
に値する選手はみんなあっちに行ってしまうようになりました。

 「日本の野球を背負っている松井でさえ向こうに行くんだったら、俺だって行っ
ていいんだよなぁ?」 という感じで、タガが外れてしまったのだと思います。 これ
以降は、「5」 の選手は一人残らず行ってしまうという流れができてしまいました。

 その結果、日本の野球界は 「肉がまったく入っていない酢豚」 のようになって
しまったと思います。

 夏の球宴「オールスター選手権」も、これ以降は「残りモノ選手権」 になってし
まいました。

 すべての公式戦が、従来のオールイースタン・ウェスタンの試合みたいになっ
てしまいました。

 野球はこのままフェードアウトしていってしまうのでしょうか?

 対策としては、やはり大リーグ行きを禁止するしかないと思うのですが、それ
はやはりできない相談なのか?

 張本さんも、「大リーグ行きを禁止しないと日本の野球は絶滅してしまう」 と言っ
ていました。

 僕と同じような 「元野球ファン」 のみなさんは、この状況をどう思われますか?
サッカーどころじゃないでしょ?

 だれかいい案を考えてください ! ! ! ! !
 
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長州力のはなし [スポーツ]

 16日に放送された 「有吉反省会」 に長州力が出演した。 この番組は毎
回、芸能人・スポーツ選手・文化人などの有名人ゲストが 「反省人」 として
登場。

 それに対して毒舌タレントらが 「反省見届け人」 として参加し、最後には、
ゲストの反省の証として、「禊の時間」 が設けられるというもの。

 今回は、有吉も憧れの革命戦士・長州力が 「滑舌が悪くて何を言っている
のかわからず、周囲に迷惑をかけていること」 について反省。 しかし、本人
はあまり自覚がないということで、橋本真也とのパフォーマンスや武藤敬司
との対談、大仁田厚との対談VTRを検証する。

 それでも 「自分ではわからない」 「言われたことがない」 とまだ納得がいか
ない長州力。 そこで、実際に困っている人たちの証言VTRを紹介する。そこ
は元付き人、プロレス雑誌の編集長が、その苦労を激白。

  さらに伝説の名場面を繰り広げた藤波辰爾が、当時長州力の言葉を聞い
たときの心境を明かす。 その発言にはスタジオ中が驚愕。 しかし長州力は
負けじと藤並にもダメ出しをし始める。 

 そして長州力はなぜか 「ヘリウムガスを吸うと滑舌が良くなるのでは?」 と
思っていることが発覚。 そこで実践してみることに。 果たしてヘリウムガスで
滑舌は良くなるのか。

 「禊」は、日本テレビアナウンサーとのレッスン。 滑舌が悪い原因を指摘さ
れると長州の心境にも変化が表れ、新人アナウンサーとともに「アエイウエ
オアオ ・・・・ 」 と発声練習をすることに。

 こうして専門家の説明を受けると、長州はこれまでの自身の話し方と、滑舌
に気をつけた上でのそれの違いを納得し、「これからは気をつけてしゃべりま
す」 と素直に。 最後には「これ、もって帰ります」と、発声練習用の文章が書
かれた用紙をポケットに入れた。

 さて、今後の長州のマイクパフォーマンスが変わるのか? ぜひ注目!

 ・・・・・・ このように、ここ数年テレビのバラエティに出まくり、いじられまくって
いる長州力。

 往年のコワイコワイ長州を知るファンの中には、この光景を複雑な気持ちで
見ている人も多いといいます。 実際この記事を書いている僕自身がその中の
1人です。

 じつは僕はプロレスについては極めて詳しいので、どうしてこういうコトになっ
てしまっているのか、すべて知っています。

 長州も齢を重ねることで丸くなり、テレビに順応しているのかもしれませんが、
本来の長州は、こういうバラエティなどは物凄く苦手でキライな人です。

 長州がいちばん売り出し中だった80年代中頃、世間的にも大人気であった
長州には、毎日あふれるほどのテレビのオファーが入りました。 笑っていいと
ものテレフォンショッキングに出たのもこの頃です。

 長州本人のためにも、またプロレス業界のためにも、この頃の長州は立場的
に可能な限りテレビに出て世間に露出する義務がありました。 しかし、長州本
人は「やりたくない」 といって多くの出演を断っていたそうです。 それは周りの人
たちが腹を立てるほどだったということです。

 つまり本来こういうコトはキライな人なのです。

 しかし現在、長州は出まくっています。 そうせざるを得ない事情があるのです。

 2002年、新日本を出た長州は自らの団体「World Japanプロレス」、通称
「WJ」 を旗揚げします。 しかしこれが見事に失敗。 約1億の負債を背負って
しまいます。 この1億というのは、持ち物財産すべて処分して返済に当てて、
それでもまだ返しきれない分の1億です。

 ちょうど、プロレスの人気の急落と時期が重なっています。 プロレスが従来の
人気を保っていれば、現在の長州はバラエティではなくプロレスで借金を返して
いるハズです。 従来の人気があれば、それは十分可能でした。

 つまり、現在本業で稼ぐことができないからこうしてキライなテレビに出続けて
いるということになります。

 ですから僕自身は、現在の長州を見ていると複雑な気持ちになってしまうし、
同じような気持ちの人はたくさんいると思います。

 また、今回の有吉自身が、じつは熱狂的なプロレスファンです。 ですから有吉
も、長州が本来キライであるハズの自分の番組のナゼ出てくれるのか、その理
由はもちろん分かっているハズ。

 深読みすれば、過去にたくさん自分を楽しませてくれた長州に対して恩返しの
意味で番組のオファーを申し出たのかもしれません。

 ちなみに、長州が絶対に稼がなければならない理由は、長州自身も若い衆を
何人も抱えているからです。 自分だけのためなら、長州もここまでやらないと思
います。 そもそも、長州がいまだに現役を続けていること自体がそのためです。
自分だけのことを考えればいいような立場であれば、長州がいまだに現役を続
けているなんていうことは5万%ありえません。

 じつは僕は、長州、藤波、猪木、橋本、三沢、武藤、小橋、健介、川田、天龍、
鶴田、前田、高田、佐山、そして馬場さん。 この辺の人たちのことやプロレス自
体のことについては、まだまだ100ページくらい書きたいことがあるのですが、
今回はこのへんにしておきます。

 以上、“長州力 「有吉反省会」 に登場” の記事でした。

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江川卓のはなし [スポーツ]

 「空白の一日」 とは、1978年のプロ野球ドラフト会議前日に読売ジャイアンツとの
間で電撃的な入団契約を結んだ投手・江川卓の去就をめぐる一連の騒動のことをい
う。 「江川事件」 「江川問題」 ともいわれる。

 まず、「空白の一日」 を理解するにあたり、その前提として押さえてほしいコトがあ
る。 それは、歴代の投手の中で、江川卓ほど、プロ野球に入団してくるルーキーとし
て、「大物視」され・バケモノ扱いされた投手は他にいないというコトだ。 この点につ
いては、のちの野茂英雄も松坂大輔も、江川の足もとにも及ばない。

 高校生の江川は、すでに「怪物江川」と言われ、作新学園のエースとして、ノーヒッ
トノーラン9回、完全試合2回、通算奪三振記録などの記録を残し、日本中から注目
を浴びていた。

 そもそも作新学園というのは、それまで野球においては全くの無名校であり、江川
一人の力で甲子園まで上がってきた高校であった。 作新学園が野球の名門校とな
っていくのは江川以降のことである。

 高校在学中に、12球団すべてのスカウトが江川の家を訪問したといわれ、江川本
人は大学進学を表明していたにもかかわらず、高校卒業の年のドラフトでは多くの球
団が江川を1位指名することになった。

 しかし、江川が進学の気持ちを曲げることはなく、高校卒業後は法政大学に入学。
大学野球においても 「怪物」 江川は活躍し、多くの記録を打ち立てた。

 大学卒業の年(1977年)のドラフト会議において、江川との交渉権を獲得したのは
クラウンライター・ライオンズであった。 これに対して、セ・リーグ在京球団への入団
を希望していた江川は同球団への入団を拒否、アメリカへの野球留学という道を選
ぶことになった。

 そして1年後、1978年のドラフト会議の前日、江川は巨人と電撃的に入団契約を
締結し、世間を驚かせた。

 当時の野球協約ではドラフト会議で交渉権を得た球団がその選手と交渉できるの
は、翌年のドラフト会議の前々日までとされていた。 また、当時のドラフト対象学生は
「日本の中学・高校・大学に在学している者」 であり、社会人野球へも行かなかった
当時の江川の身分は、厳密にいえば「ドラフト対象外」 選手であった。

 とにもかくにも、巨人は、このような盲点を突いたやり方で江川獲得に動いたのだが、
これに対しては多くの批判が渦巻き、セ・リーグ会長はこの契約を無効にするという裁
定を下した。 しかし巨人はこれに反発、その年のドラフト会議をボイコットするに至った。

 巨人不在のドラフト会議では、4球団が江川を1位指名。 抽選の結果、阪神タイガー
スが交渉権を獲得した。

 これに対して巨人は、あくまでも江川との契約の正当性と、12球団全てが揃ってい
ないドラフト会議は無効であると主張。 巨人は併せて、江川との交渉権が認められな
いのであれば、巨人はセ・リーグを脱退し、ドラフトに左右されない新リーグを作るとい
う構想を発表した。

 この事態に対して、日本野球コミッショナーは、以下のような判断を下すことになった。

 ①.巨人と江川の契約は認められない
 ②.阪神の江川に対する交渉権を認める
 ③.江川には一度阪神と入団契約をしてもらい、その後すぐに巨人にトレードさせる
という形での解決を望む

 当初、阪神はこの決定に対して強く反発していたが、のちに態度を軟化させていく。 

 そして、巨人の小林繁投手と阪神の江川卓投手の交換トレードがなされることにな
るのだが、さらにここで、この交換トレードが野球協約に違反していることが発覚。 そ
の結果、両者は交換トレードではなく、それぞれが別々に相手球団へ移籍するという
形がとられた。

 巨人はその後、一連の騒動について全面的に謝罪、江川投手を公式戦開幕から2
ヶ月間にわたって出場を自粛させると発表した。

 阪神に移籍した小林投手は、この年、対巨人戦8勝負けなしという成績をあげ、意
地を見せた。

 ドラフト制度は、選手が自分の意思とは関係なく、入る球団を勝手に決められてしま
う制度であり、憲法が定める「職業選択の自由」に反するのではないかという議論が、
巨人の親会社である読売新聞を中心に起こり、国会でも議論されることとなった。

 後年、選手が球団を選べる裁量を大きくするため、日本野球機構は逆指名制度や
FA制度を導入した。

 なお、ドラフト会議前日の契約というのは巨人側が一方的に決めたことで、江川本
人はこの計画にまったく関わっていない。 

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新谷仁美 かっとび娘 ! 記者会見に登場 彼女の独壇場 ! ! ! 彼氏いませ~ん [スポーツ]

 近ごろ、女子陸上1万メートルの新谷仁美(にいやひとみ)選手が、そ
の明るいキャラで人気得ているようだ。

 日本陸連は10日、8月にモスクワで開催される世界陸上に代表とし
て出場する選手を発表したが、今回も 「かっとび娘」 新谷仁美選手が
会見場を盛り上げたようだ。

 新谷選手は、ユニバーサルエンターテインメントに所属する25歳の
選手。 この日も本題そっちのけで 「カレシ、いませ~ん ! 」 「ずっとフリ
ーで~す !! 」 と自己紹介し、一般ファンも爆笑。 サイン入りTシャツプレ
ゼントの抽選では、「私もプレゼントと一緒に引き取ってくださ~い」 とも。

 一方で、正攻法の質問には「『誰なの?この日本人は?』 と外国勢に
思われるようなレースをしたい」 ときちんと真顔で答えるなど、その場は
彼女の独壇場であった。

 2大会連続出場となる世界陸上に向けては、「最初からブッ飛ばす ! 」
と全開宣言。 帰国後の自分の姿をもすでにイメージして「そのとき横に
男の人がいたら、どうしよ~ん」 ともだえていた。

 なお、彼女の必殺技は「ジャンピングしながらの投げキッス」 である。

 以前から面白いコメントをよくだしていて、

 「どこで “モテ期” が来るかわかりません。 少しでも長く “いい顔” で
テレビに映ってていたかった」

 「今回、美男美女が勢ぞろいしたので、私を含めて ・・・・」

 「嫌いなタイプは“優しい人”です。 冷たい人の方がいいですね。私もさ
らに冷たくします」 どこで愛を感じるの? 「夜だけで大丈夫 ・・・・ ムフフ」

 そんな新谷選手だが、もちろん実力も伴っている。

 2012年のロンドン五輪女子1万メートルで9位。

 13年2月に行われた福岡国際クロスカントリー大会、女子6キロで
3連覇。

 6月に行われた日本選手権での1万メートルで、全員を周回遅れにし
てのぶっちぎりの優勝。 31分6秒67という大会新記録で世界選手権
出場を決めた。

 ちなみに、この日の表彰台でも必殺技を出したという。

 ・・・・・・ 思うに、こういう人は業界にとって非常に大事だと思います。
スポーツ界では、福原愛ちゃんや宮里藍ちゃんを見ればわかるように、
たった一人の選手が、その競技全体の人気を支えるということもありう
るからです。

 多少イロモノっぽいところもありますが、こういう人気者がいないよりは
いた方がいいに決まっています。 今後、テレビのバラエティ番組出演な
ども含めて、業界として露出のサポートをしてあげるといいと思います。

 実力が伴っているというのが、最高の強みですね。

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空白の一日 CM  【 いわゆる怪物江川事件です!】 [スポーツ]

 「空白の一日」 とは、1978年のプロ野球ドラフト会議前日に読売ジャイアンツとの
間で電撃的な入団契約を結んだ投手・江川卓の去就をめぐる一連の騒動のことをい
う。 「江川事件」 「江川問題」 ともいわれる。

 まず、「空白の一日」 を理解するにあたり、その前提として押さえてほしいコトがあ
る。 それは、歴代の投手の中で、江川卓ほど、プロ野球に入団してくるルーキーとし
て、「大物視」され・バケモノ扱いされた投手は他にいないというコトだ。 この点につ
いては、のちの野茂英雄も松坂大輔も、江川の足もとにも及ばない。

 高校生の江川は、すでに「怪物江川」と言われ、作新学園のエースとして、ノーヒッ
トノーラン9回、完全試合2回、通算奪三振記録などの記録を残し、日本中から注目
を浴びていた。

 そもそも作新学園というのは、それまで野球においては全くの無名校であり、江川
一人の力で甲子園まで上がってきた高校であった。 作新学園が野球の名門校とな
っていくのは江川以降のことである。

 高校在学中に、12球団すべてのスカウトが江川の家を訪問したといわれ、江川本
人は大学進学を表明していたにもかかわらず、高校卒業の年のドラフトでは多くの球
団が江川を1位指名することになった。

 しかし、江川が進学の気持ちを曲げることはなく、高校卒業後は法政大学に入学。
大学野球においても 「怪物」 江川は活躍し、多くの記録を打ち立てた。

 大学卒業の年(1977年)のドラフト会議において、江川との交渉権を獲得したのは
クラウンライター・ライオンズであった。 これに対して、セ・リーグ在京球団への入団
を希望していた江川は同球団への入団を拒否、アメリカへの野球留学という道を選
ぶことになった。

 そして1年後、1978年のドラフト会議の前日、江川は巨人と電撃的に入団契約を
締結し、世間を驚かせた。

 当時の野球協約ではドラフト会議で交渉権を得た球団がその選手と交渉できるの
は、翌年のドラフト会議の前々日までとされていた。 また、当時のドラフト対象学生は
「日本の中学・高校・大学に在学している者」 であり、社会人野球へも行かなかった
当時の江川の身分は、厳密にいえば「ドラフト対象外」 選手であった。

 とにもかくにも、巨人は、このような盲点を突いたやり方で江川獲得に動いたのだが、
これに対しては多くの批判が渦巻き、セ・リーグ会長はこの契約を無効にするという裁
定を下した。 しかし巨人はこれに反発、その年のドラフト会議をボイコットするに至った。

 巨人不在のドラフト会議では、4球団が江川を1位指名。 抽選の結果、阪神タイガー
スが交渉権を獲得した。

 これに対して巨人は、あくまでも江川との契約の正当性と、12球団全てが揃ってい
ないドラフト会議は無効であると主張。 巨人は併せて、江川との交渉権が認められな
いのであれば、巨人はセ・リーグを脱退し、ドラフトに左右されない新リーグを作るとい
う構想を発表した。

 この事態に対して、日本野球コミッショナーは、以下のような判断を下すことになった。

 ①.巨人と江川の契約は認められない
 ②.阪神の江川に対する交渉権を認める
 ③.江川には一度阪神と入団契約をしてもらい、その後すぐに巨人にトレードさせる
という形での解決を望む

 当初、阪神はこの決定に対して強く反発していたが、のちに態度を軟化させていく。 

 そして、巨人の小林繁投手と阪神の江川卓投手の交換トレードがなされることにな
るのだが、さらにここで、この交換トレードが野球協約に違反していることが発覚。 そ
の結果、両者は交換トレードではなく、それぞれが別々に相手球団へ移籍するという
形がとられた。

 巨人はその後、一連の騒動について全面的に謝罪、江川投手を公式戦開幕から2
ヶ月間にわたって出場を自粛させると発表した。

 阪神に移籍した小林投手は、この年、対巨人戦8勝負けなしという成績をあげ、意
地を見せた。

 ドラフト制度は、選手が自分の意思とは関係なく、入る球団を勝手に決められてしま
う制度であり、憲法が定める「職業選択の自由」に反するのではないかという議論が、
巨人の親会社である読売新聞を中心に起こり、国会でも議論されることとなった。

 後年、選手が球団を選べる裁量を大きくするため、日本野球機構は逆指名制度や
FA制度を導入した。

 なお、ドラフト会議前日の契約というのは巨人側が一方的に決めたことで、江川本
人はこの計画にまったく関わっていない。 
  
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