仙人男子 とは? 仙人男子と流行りコトバ PART 1 [カルチャー]
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この文章は、「仙人男子」 というコトバの意味から始まって、“流行りコトバ”
についての話であるとか、いろんなトコロにとんでいきます。 ついて来い ! !
2013年7月末の現在、ちまたでは 「仙人男子」 なる男性が持てはやされ
そう、というコトで話題になっているようです。
ということで、 まずは 「仙人男子」 に関するニュースをお伝えします。
女性向けファッション誌 『GINGER』 9月号の企画 「働くいいおんなの “心
地いい生活” 白書」 内で、アラサー女性が注目する 「仙人男子」 について
特集されている。
「仙人男子」 とは、“遊びも仕事も肩肘張らずに楽しむのがモットー”、“ファ
ッションはブランドよりも着心地重視” などを特徴とする、恋愛への関心が低
めなタイプの男性のこと。
「恋愛に振り回されない超然とした態度が良い」 「スタンスがしっかりしてい
て安心感がある」 と女性の人気を静かに集めている。
誌面では、「仙人男子」 との付き合い方を指南したり、リアル「仙人男子」 が
登場するなど、あらゆる方向から 「仙人男子」 を徹底分析している。
・・・・・・ と、「仙人男子」 についてはこのへんで許していただいて、
ボクが言いたいのは、もう少し目線を引いた話なのです。
男子の系統として、仙人男子、草食系男子、ロールキャベツ系男子、古くは
しょう油顔、ソース顔であるとか、 ・・・・・ ほかにあんまし出てきませんが ・・・・
とにかく、こういう雑誌のネタになりそうな用語というか流行りコトバというか、
こういうモノが毎年毎年登場してくるワケです。
こういう流行りコトバなどは、はたして誰が考え出しているのでしょうか?
歴代のこういうコトバの中には自然発生に近いモノもあったかもしれません
が、全てがそうではないハズです。
ということは、こういうコトバは例えば雑誌の編集部などで生まれるのでしょ
うか?
「このフレーズさあ、ホントはじぇんじぇん流行ってなんかないけど、流行って
るってことにしちゃおうよ~。 だいじょうぶだよ~、活字にしちゃえばなんだって
それっぽくなるんだから ! ! だって、もう今から取材する時間なんてないでしょ」
なーんてコトもあるんでしょう。 きっと。
仙人男子に連なるようなコトバのハシリは、おそらく 「アッシー君」 あたりな
のではないでしょうか?
80年代半ばですね。 雑誌でいうと 『ポパイ』 とか 『ホットドックプレス』 が
全盛のころ。
ちなみに流行語大賞の発足が1984年。 新人類というコトバは86年。
この頃は世俗的な文化が大きく変化していた時代で、時代の担い手が大人
から若者へと移ってきたあたりだと思います。 雑誌でいうと 『週刊プレイボー
イ』 『平凡パンチ』 から、いま挙げた 『ポパイ』 『ホットドックプレス』 への変化。
それともう1つは、女性が時代の前面に出てきたという変化もあったと思い
ます。 『ポパイ』 『ホットドックプレス』 の記事内容は、そのほとんどが男が女
性を祀り上げるコトで成り立っていたような気がします。
「アッシー君」 のほか、「貢ぐ君」 なんていうのもありました。
これはもっと基をたどれば、日本が豊かになってきて、人々がモノを買ったり
遊んだりでお金を使うようになってきた。 そしてその場合、お金を使うのは男よ
りもやっぱり女性である、もしくは女性を目当てにした男性である(=こちらの
場合も基本は女性)というのがハッキリしてきた。
ということで、女性をたてまつるような若者雑誌カルチャーになっていったん
だと思います。
考えてみれば、雑誌というモノは、存在まるごと折り込み広告みたいなもの
ですから、いちばんお金を使ってくれるお客さん=女性をたてまつるのは当然
ですね。
歴史はつねに経済で動いているということかな?
歴史はつねに経済で動いている、といえば ・・・・・・ というコトで、ここからは
少し話題をシフトすることにしましょう。
このつづきは PART 2 で
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この文章は、「仙人男子」 というコトバの意味から始まって、“流行りコトバ”
についての話であるとか、いろんなトコロにとんでいきます。 ついて来い ! !
2013年7月末の現在、ちまたでは 「仙人男子」 なる男性が持てはやされ
そう、というコトで話題になっているようです。
ということで、 まずは 「仙人男子」 に関するニュースをお伝えします。
女性向けファッション誌 『GINGER』 9月号の企画 「働くいいおんなの “心
地いい生活” 白書」 内で、アラサー女性が注目する 「仙人男子」 について
特集されている。
「仙人男子」 とは、“遊びも仕事も肩肘張らずに楽しむのがモットー”、“ファ
ッションはブランドよりも着心地重視” などを特徴とする、恋愛への関心が低
めなタイプの男性のこと。
「恋愛に振り回されない超然とした態度が良い」 「スタンスがしっかりしてい
て安心感がある」 と女性の人気を静かに集めている。
誌面では、「仙人男子」 との付き合い方を指南したり、リアル「仙人男子」 が
登場するなど、あらゆる方向から 「仙人男子」 を徹底分析している。
・・・・・・ と、「仙人男子」 についてはこのへんで許していただいて、
ボクが言いたいのは、もう少し目線を引いた話なのです。
男子の系統として、仙人男子、草食系男子、ロールキャベツ系男子、古くは
しょう油顔、ソース顔であるとか、 ・・・・・ ほかにあんまし出てきませんが ・・・・
とにかく、こういう雑誌のネタになりそうな用語というか流行りコトバというか、
こういうモノが毎年毎年登場してくるワケです。
こういう流行りコトバなどは、はたして誰が考え出しているのでしょうか?
歴代のこういうコトバの中には自然発生に近いモノもあったかもしれません
が、全てがそうではないハズです。
ということは、こういうコトバは例えば雑誌の編集部などで生まれるのでしょ
うか?
「このフレーズさあ、ホントはじぇんじぇん流行ってなんかないけど、流行って
るってことにしちゃおうよ~。 だいじょうぶだよ~、活字にしちゃえばなんだって
それっぽくなるんだから ! ! だって、もう今から取材する時間なんてないでしょ」
なーんてコトもあるんでしょう。 きっと。
仙人男子に連なるようなコトバのハシリは、おそらく 「アッシー君」 あたりな
のではないでしょうか?
80年代半ばですね。 雑誌でいうと 『ポパイ』 とか 『ホットドックプレス』 が
全盛のころ。
ちなみに流行語大賞の発足が1984年。 新人類というコトバは86年。
この頃は世俗的な文化が大きく変化していた時代で、時代の担い手が大人
から若者へと移ってきたあたりだと思います。 雑誌でいうと 『週刊プレイボー
イ』 『平凡パンチ』 から、いま挙げた 『ポパイ』 『ホットドックプレス』 への変化。
それともう1つは、女性が時代の前面に出てきたという変化もあったと思い
ます。 『ポパイ』 『ホットドックプレス』 の記事内容は、そのほとんどが男が女
性を祀り上げるコトで成り立っていたような気がします。
「アッシー君」 のほか、「貢ぐ君」 なんていうのもありました。
これはもっと基をたどれば、日本が豊かになってきて、人々がモノを買ったり
遊んだりでお金を使うようになってきた。 そしてその場合、お金を使うのは男よ
りもやっぱり女性である、もしくは女性を目当てにした男性である(=こちらの
場合も基本は女性)というのがハッキリしてきた。
ということで、女性をたてまつるような若者雑誌カルチャーになっていったん
だと思います。
考えてみれば、雑誌というモノは、存在まるごと折り込み広告みたいなもの
ですから、いちばんお金を使ってくれるお客さん=女性をたてまつるのは当然
ですね。
歴史はつねに経済で動いているということかな?
歴史はつねに経済で動いている、といえば ・・・・・・ というコトで、ここからは
少し話題をシフトすることにしましょう。
このつづきは PART 2 で
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