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江角マキコ という人について [芸能]

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 江角マキコ がキライだ。 理由はいくつかある。

 (ちなみに、ショムニの話はあとの方にでてきます)

 いちばん具体的な理由は次のコトだ。

 2003年11月、江角は社会保険庁の国民年金保険料の収
納率アップを狙ったイメージキャラクターとして起用されていた
が04年3月、江角自身の17年間にわたる保険料未納が明ら
かとなった。

 当時勤務していた日本たばこ産業を退社後国民年金に切り
かえていなかったという単純なミスだということらしい。

 理由はどうでもいいし、未納であってところでそれはもう仕方
がない。 この件については管直人ですら未納であったと思う。

 そうではなくて、

 このとき、この問題に関して江角本人と社会保険庁による説
明のための会見が開かれれた。

 皆さんは、この会見での江角マキコ の表情を覚えておられる
だろうか?

 全盛期のホイスグレイシーですら泣き出すような、およそ人間
の表情としては見たことのないほどの “仏頂面”。

 怒っているのか、睨んでいるのか、不満なのか、人に喧嘩を
売ってるのか、ふてくされてるのか、メンタン切ってるのか、

 おそらく全部なのだろう。

 でも、なんでオメーの方がそんなカオしてんだよ ! !

 そりゃオカシーだろ ! ! 

 ・・・・・・ というコトなのだ。

 彼女はどういう理由でこのような態度をとっていたのだろう?

 自分の置かれている状況にふさわしい振る舞いすらできない
ほどのバカなのか? 世の中ナメきってるのか? そこまで舞い
上がりきってしまっているのか?

 これについて全部なのかもしれない。

 ほんの1シーンで人のことを大嫌いになるのに充分なほどの
彼女の姿であった。


 江角マキコ についてもっとさかのぼって考えてみる。

 もともと僕は、彼女が世にでてきた頃からこう思っていた。

 「この人は分裂している」
 
 ・・・・・・ それは以下のような意味。

 江角は高校生のときから体育会系本格派として全寮制のバ
レーボール部に所属し、打ち込んでいた。

 卒業後は日本たばこ産業(JT)のバレーボール部に入団し、
実業団選手として、昼までの内勤と午後以降の練習に明け暮
れる毎日を送っていたという。

 しかし、やがて肩をこわしてバレーボールを引退する。

 その後、芸能界を目指してファッションモデルに転身し、以降
現在に至るまで比較的順調な芸能生活を送ってきたと言ってい
いだろう。

 つまりは、体育会系、全寮制、女のみの上下関係厳しい世界、
ストイック、遊んだコトがない、

 という世界から、

 芸能界、仕事であって仕事でない、イメージで形成された世界、
入り乱れた男女関係、アバウト、人生遊び、

 といった世界へ移動したということである。

 極端から極端、対極から対極へという感じだ。

 言いかえると、普通ならいちばん大きい部分であるはずの、
真ん中が抜け落ちている。

 世の中のほとんどの人が、大部分それで成り立っているとこ
ろの真ん中の部分、普通の部分がスッカリと失われているとい
うコトだ。

 だから彼女には “日常感” が感じられない。

 デビュー当初からそうだ。

 「分裂している」 とは 「真ん中がなくて、両極端に分裂してい
る」 ということ。

 最初のころ“恋愛の達人” なんていう言われ方をしていた彼女。
そういう番組まであったと思う。 スタジオの客席に座る女の子た
ちは達人江角の恋愛話を憧れの目で熱心に聞いていた。

 ・・・・・・ アホか。

 実際は、恋愛の達人などというトコロからはいちばん遠いトコロ
にいる人なんだと思う。 べつにそれが悪いと言っているワケでは
ない。

 「ひらめき婚」 というコトバもあった。

 “恋愛の達人” がひらめきで結婚して、たった9ヶ月で離婚し
たりするのか?

 結局、彼女自身よりも、彼女をめぐるこういうバカバカしさが
嫌いなのかもしれない。

 はじめの頃、この人のもつ “厳しいイメージ” の部分は意識し
て作っているのかな?

 と思っていたけど、

 上に挙げた会見を見て、「この人ホントにオカシイんだなぁ 」
と感じてからは、やっぱりあまり好きになれません。


 だけど、女優としては優れていると思う。 なんといっても、この
人の持つ雰囲気はこの人にしか出せないというトコロがあると思
います。

 「ショムニ」 にしたって江角マキコ だからこそ成り立っている
ワケで、両脇を固めるOLをすべて総とっかえしても高い数字を
はじきだした。

 主婦層には圧倒的な人気があると言われ、篠原涼子のドラマ
が女性に受けるのと共通の要素があるとも言われてている。

 女性からすると、対象を、あこがれるというか自分もこうなりた
いという自分と同質のモノとして見る目線と、もう一つは、

 自分とは異質なモノ、違ったモノとして、完全に見せ物として楽
しむという目線の2つがあると思うが、篠原が前者で江角は後者
であるような気がします。

 なので、江角のドラマの人気と篠原のドラマの人気には似た
部分もあるけど、ちょっとちがう要素もあるような気がします。

 ショムニの江角には、松田優作的な魅力があると思う。 2人
のいちばんの共通点は、周りの人たちとは明らかに違う、普通
ではありえない全身のシルエット。

 松田優作はまずこの部分、普通ではありえない全身のシルエ
ット というのを持っているので、画面の中で彼が何をやってもそ
れが絵になるというのがあります。

 ショムニの江角にもコレがあって、私服のシーンにおいても江
角の持つありえないシルエットが強調される服装が選ばれてい
ます。

 ここで大切なのは、江角には色気がほとんどないというコト。
                                 (失礼 ! )
 たとえばこれと同じことを藤原紀香や杉本彩、村上里佳子、飯
島直子などがやったとしたら(この4人も同じ位のシルエットをだ
せると思います)、イヤらしくてとても見ていられない、ということ
になってしまいます。 いっぺんでドラマの意味が変わってしまう。

 しかし江角ならばそうはならない。 男としても、江角たちのサイ
ボーグみたいな脚にあまり魅力は感じませんし。

 こういう、過剰な色気を感じさせないという部分も、女性にウケ
ているひとつの理由なのでしょう。

 現在の旦那はフジのディレクターだというのもあり、今後も自分
に似合った役であるとか仕事を得ていけば、ますます活躍してい
くのでないでしょうか?




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