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2013年7月29日 石川県に観測史上最高の大雨洪水 梯川が危険水域 被害状況は?  [ニュース]

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 ニュース動画があります。 石川県を中心とする範囲が観測史上最高の
大雨に見舞われ、各地で多くの住民が避難しました。 土砂崩れなども多
数起こっている模様。一時、梯川の水位が危険と報道されました。

 石川県内は29日、加賀地方を中心に激しい雨に見舞われ、小松市では
24時間の雨量が199・5ミリとこの地点としては観測史上最多を記録した。


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 小松市は市内の梯(かけはし)川が氾濫する恐れがあるとして、21町の
4484世帯1万3110人に避難指示を出した。同市の避難指示は1963
(昭和38)年1月の三八豪雪以来、50年ぶりのこと。

 夜には解除となったが、小中学校など15カ所の避難所には一時、1990
人が避難した。 能美市でも1町の140世帯454人に避難指示が出され、
住民が不安な夜を過ごした。
.
 金沢地方気象台によると、小松市で観測した24時間雨量は7月の約1カ
月分に相当する雨量となった。 午前10時半ごろまでの1時間雨量は46・5
ミリと7月の観測史上最多を記録した。
.
 国土交通省金沢河川国道事務所によると、梯川の水位は、埴田(はねだ)
水位観測所で午後5時20分に最高の5・23メートルに達した。台風による大
雨で観測史上1位となった1998(平成10)年9月22日の水位を上回り、下
流では堤防の上限まで84センチに迫った。

 午後9時半すぎには氾濫危険水位を下回る3・54メートルとなった。

 小松市は21町に避難指示を出したほかにも、坊川流域の5町1494世帯
4281人に避難勧告を出した。


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 午後10時半までに全町で解除され、避難していた住民は帰宅した。 県は
小松市長の要請を受け、航空自衛隊に災害派遣要請を行った。
.
 小松市によると、市内では36町で冠水があり、中海町の赤穂谷温泉で床
上浸水、島町と安宅町の住宅で床下浸水が確認された。土砂崩れは花坂
町、那谷町など6カ所であり、道路の通行止めも相次いだ。

 小松署は梯川の警戒に当たり、白江大橋と能美大橋の両岸と橋を一時、
通行止めとした。
.
 能美市も梯川と鍋谷川の水位上昇を受け、流域の1町に避難指示、2町
の92世帯326人に避難勧告を出した。 29日中に解除はされず、公民館
などで180人が一夜を明かした。
.
 白山市では、白山吉野で24時間雨量が234・5ミリと7月の観測史上最多
を記録。 4世帯10人が公民館などに自主避難した。
.
 県のまとめによると、午後10時半現在、人的被害は確認されていない。

 小松市の国道416号など国道と県道計11路線11カ所が一時、通行止め
となり、床上浸水43棟、床下浸水16棟、土砂崩れ7カ所の被害が確認され
た。

加賀市では落雷により国道8号松山交差点が一時停電、白山市河内町久保
では住宅の裏山の3カ所で土砂崩れが発生した。

 JR北陸線は30日、新潟県内の大雨の影響で、北陸と新潟を結ぶ特急「北
越」1、2号が運休し、約300人に影響した。








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