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2012年10月のピカソ盗難事件 13年7月続報 【 盗品絵画7点全て燃やされてしまった ! 】 [ニュース]

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 今回のニュースの前提として、まずは昨年の10月に起きた絵画盗難事
件ついてお伝えします。

 2012年10月16日、オランダ・ロッテルダムにあるクンストハル美術館
で、ピカソやモネ、ゴーギャンなどの絵画7点が盗まれるという事件が起こ
りました。

 被害額の合計は1億ユーロ(約130億円)に上ったと言われています。

 警察当局の発表によれば16日午前3時(日本時間午前10時)頃、警報
装置が作動し、5分後に警察が到着した時には犯人は既に逃亡した後だ
ったという。

 既に大規模な捜査が開始され、聞き込みや監視カメラ映像の分析が行
われた結果、これらの絵画はわずか90秒足らずの間に盗み出されたとい
うことが判明しました。

 盗まれた絵画は全てトリトン財団が所有していた作品で、クンストハル美
術館では開設20周年を記念して、同財団が持つ全150点余りのコレクシ
ョンを展示していたそうです。

 本事件はオランダで起きた絵画盗難事件としては、1991年にアムステル
ダムのゴッホ美術館から20点の絵画が盗み出されて以来の最大規模のも
のとなった。

 クンストハル美術館から盗まれたのは以下の7点。
・パブロ・ピカソ 「アルルカンの頭部(Tete d'Arlequin)」
・アンリ・マチス 「La Liseuse en Blanc et Jaune」
・クロード・モネ 「ウォータールー橋、ロンドン(Waterloo Bridge, London)」
と 「チャリングクロス橋、ロンドン(Charing Cross Bridge, London)」
・ポール・ゴーギャン 「Femme Devant une Fenetre Ouverte, dite La
Fiancee」
・メイエル・デ・ハーン 「自画像(Autoportrait)」
・ルシアン・フロイド 「Woman with Eyes Closed」


 ・・・・・・ それでは今回入ってきたニュースです。

 犯人と見られる ラドゥ・ドガル容疑者をはじめとする3人の人物が、今年
1月に逮捕され、起訴されました。

 以降、裁判に向けて調査が進んでいるのですが、その中で、次の事実が
明らかになりました。

 じつは、これらの貴重な作品が、容疑者の母親によってすべて燃やされ
てしまったというのです。

 被告の母親は 「証拠を隠滅」 するため、総額1億ユーロ(約130億円)を
超える作品を、自宅のかまどで燃やしたと話している模様。

 「作品の入ったスーツケースを自宅のかまどに入れた。 薪と室内履き、ゴ
ム靴もかまどに入れ、完全に燃え尽きるのを待った」 というのです。

 裁判所に提出された書類によると、母親は 「非常に深刻なことが起きたと
認識しており、息子が逮捕された今年1月以降とても恐れていた」 と事情を
説明していたとのこと。

 5月には捜査員が母親の自宅のかまどの灰を徹底的に調べたと報じられ、
絵画が燃やされたのではないかと心配されていたが、それが事実だったこと
が確認された形になってしまいました。

 注目の裁判は8月に行われるということです。




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