“薬神” 清水健太郎 Ⅵ ハーブ吸引緊急搬送について

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　違法薬物使用の疑いで６度の逮捕歴のある元俳優の清水健太郎さんが、
７月９日に意識障害を起こし救急搬送されていたことがわかった。

　警視庁によると、９日午後１１時頃、東京台東区にある清水健太郎さんの
自宅マンションで清水さんの知人の男性から 『ハーブを吸引したら吐き気が
する』 と１１９番通報があった。

　消防が駆けつけたところ、清水さんと知人の男性がそれぞれ軽度の意識
障害を起こしていることがわかり病院に運ばれた。 ２人とも症状は軽く､清水
さんは警察官に対し 『ハーブを吸った』 と説明したということだ。
　
　清水さんの自宅からはパッケージに入ったハーブとみられる植物片やパ
ウダーが見つかっていて、警視庁は違法薬物の可能性もあるとみて鑑定を
進めています。

　「ハーブ」 というと、一般的にはミントやバジルなど香りや風味を楽しむ食用
植物のことを言うが、一方でいわゆる 「脱法ハーブ」 や 「大麻」 をさすことも
ある。 清水さんが言ったという 「ハーブ」 が何を指していたのか詳細は不明
である。

　清水さんは５月下旬、渋谷の路上でふらついていたところ、警視庁の捜査
員から職務質問を受け、任意の尿検査で合成麻薬 「ａ－ＰＶＰ」 の成分が検
出されたという。

　しかし、問題となった 「ａ－ＰＶＰ」 は今年３月に厚生労働省によって麻薬に
指定されたばかりで、清水さんは 「違法とは知らなかった」 と容疑を否認し、
その後処分保留で釈放されていた。

　先の逮捕での釈放時には、清水さんは 「もう懲りた」 と話し、検察側からも
「次は違法だと知らなかったという言い訳は通用しない」 と釘をさされていたと
報じられている。

　その矢先のハーブ吸引と見られる救急搬送であはる。
　

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