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センター試験 廃止 理由は? 到達度テストってなに? [ニュース]

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 新しい教育制度を模索するための 「教育再生実行会議」 が6日、総
理官邸で開催された。 会議では、「世界に伍する大学」 をつくっていく
ための新しい制度や今後の大学入試の在り方などについて話し合いが
なされた。

 安倍総理は冒頭で、「世界トップレベルの学力を目指す」ことと、「世界
に伍する大学」をつくっていくことが教育再生の目標の一つであると強調
した。

 また、大学入試は国民の関心が極めて高いテーマであるが、そこに過
度のエネルギーを集中せざるを得ないという入試のあり方が、従来の教
育の問題点であると述べた。

 同会議は一つの案として、現行のセンター試験制度を廃止して、代わり
に「到達度テスト」 というものを導入するのはどうかということで、その検討
に入った。

 大学入試の制度に対しては、1970年代から何度も批判がなされてきた。
その主なものはつまり、人生にとって大きな意味を持つ大学入試が、たった
1回の勝負ですべて決まってしまうのはおかしいのでは? という点にあった。

 体調を崩して本来の実力が発揮できない場合や、そもそも1回だけであれ
ば偶然のというものに左右されて島うのでは? という意見である。

 そのあたりを改善するために導入されたのがセンター試験であったと思う
のだが、結果として失敗に終わった、または十分な成果が見られなかった
ということなのであろう。

 これを受けて、「到達度テスト」というには、高校在学中に複数回 受けるこ
とができるという。

 この動きに対してはさまざまな意見があるが、その問題点否定的している
ものもある。

 ・ 複数回にわたって行うことになると、問題を作成する側に過度負担がか
かる
 ・ 長期間にわたるテストというのはそれに伴って高校生を長期間試験対策
に拘束することになり負担が増すのでは?
 ・ また、私大についてもセンター試験方式をを取り入れるところが増え続け
ており、せっかくのその動きに逆行するのでは?

 廃止は5年後とされており、それならば早く内容を示してもらわないと現場
が混乱するという高校側の主張もある。

 何事のも批判があるのは当たり前で、上に挙げた批判も一般論の域をでて
いないような気がする。

 思うに、もう何十年も同じ批判が繰り返されているワケであるから、複数回
試験を導入するなら早く導入して、その是非を確かめるべきではないのか?
そちらの方法も、いざ導入してみたら、それまでは気が付かなかった短所な
どもあるはずである。 つまり、複数回の制度とて優れいるのかはわからない
ということ。

 「ゆとり教育」 という壮大な実験は、失敗に終わったとほぼ見られている。
しかし、「そちらの方向に進んでもダメなんだ」 ということがわかっただけで
も、やらないよりは良かったということもできる。 

 入試制度についても同様のことが言えるであろう。











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