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天海祐希 心筋梗塞で舞台を降板 症状は? 代役はセリフ覚えが速い宮沢りえに決定 [芸能]

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 去る8日、東京芸術劇場は、上演中である三谷幸喜作・演出の舞台 「おのれナポレオン」
に出演中の女優、天海祐希が心筋梗塞のために降板すると発表した。 その結果8日夜と
翌9日午後の公演は中止となり、その後、天海の代役を宮沢りえが務めることが決定し、9日
夜の公演から舞台は再開されることとなった。

 天海は、6日の公演中に体調に異常を感じはじめ、終演後に病院に向かい診察をうけると、
そのまま入院となった。 幸い症状は軽く、手術ではなく薬による治療で回復を図るという。
舞台 「おのれナポレオン」 は、野田秀樹がその主演を務め、劇場は連日満員であったという。

 宝塚時代には、虫垂炎の傷口が完治していなくても、また、頚椎を傷めて激しい痛みがあっ
ても舞台に穴を開けることがなかったという天海。 今回についても、最後まで出たい、悔しい
と言い続けていたらしい。

 ところで、急きょ代役を立て、最短時間でその舞台をお客さんから同じ料金をとって
観せることができるレベルにまで再びもっていくというのは、ちょっと考えただけでも
タダごとでは済まないであろうというのが容易に想像がつく。 じつは、代役に宮沢りえ
が選ばれたのは、そのセリフ覚えの速さが評価されたからだという部分があるあしい。

 確かに、イメージがどうのこうのなどと言っている場合ではなであろう。 こういう場合、
本来は夢の世界である「舞台」という芸術が、「興業」という経済的現実に変化してし
まう。 会場使用料、チケット代の払い戻し、関係各方面への説明とお詫びのお知らせ
にかかる費用、臨時の人件費、そして代役とのギャラの交渉 ・・・・・
 

 ちなみに、3年B組金八先生 第2シリーズ に、これと似たようなお話がある。 公演日
の間近になって主役がケガをしてしまい、急きょその代役を立てることになった。 舞台
の演目は 「雪の夜ばなし」。 桜中学の学習発表会でのことである。金八は八千代とと
もに夜まで教室に残り、今日はつきっきりで八千代に演技指導をするつもりだ。 その子
は、クラスの女子としてはただ一人、家業である理髪店のあとを次ぐために高校へは進
学しないことが決まっている。 教師は、その子の一生のに財産として残るような、中学校
生活でいちばんの思い出をプレゼントしたのだ。

 するとそこに、同じく高校に進学せずに就職することになっている男子が現れた。言わ
ずと知れた加藤優(まさる)だ。 「教室に明かりがついてたから ・・・・ もう終わったなら
いいんですね?」 「いやいや、これからなんだよ。 じゃあ八千代、始めよう。」 「そのか
わり、高校へ行く連中なんかに負けるなよ。」 「でも、わたし別に勝つとか負けるとかそ
ういう気持ちじゃあ・・・・」 「男っていうのはね、やることにいちいち理屈をつけたがるも
のなんだよ。」 「どっからですか?」 「じゃあ、最初からやろう。 ほら、もう先生何も言わ
ないから、八千代が自分で ・・・・」

 夜中まで練習してセリフも動きも完璧に覚えたはずの八千代だったが、当日の公演
直前になって、セリフをぜんぶ忘れてしまったとヒステリーを起こす。 頭が真っ白にな
ってしまったのだ。

 活を入れることによって、なんとか八千代に正気を取り戻させ、金八は言う。 「おま
えがセリフを忘れても、なんにも心配いらないじゃないか。 おまえがセリフをぜんぶ忘
れてしまったら、そのときは加藤がぜんぶ教えてくれる。」 (3B学習発表会 その2 より)

 ・・・・・ わかる人にはわかる一場面。 代役を立てるのはとっても大変なのだ、という
お話しでした。

 
 なお、この記事は、新進気鋭のニュースブログ 「とれんどウォッチャー!」 がお送り
しています。 皆さんに少しでも楽しんでいただけるように、これからもガンバッテ書いて
いきますので、どうぞよろしくお願いします!




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