事故物件サイト 「大島てる」とは？ マップ

　「事故物件」 とは、過去に自殺や他殺の現場となったアパート、マンション、
店舗などのことを言います。 そうとは知らずにその物件を借りてしまい、入居
したあとに気がついた！　 ・・・・・ ということになってしまっては大変です。

　 こういうことが起こらないように、事故物件のデータを集め公開しているとて
も有用なサイトがあります。 それが、「大島てる」 という不動産賃貸・管理会社
が運営する 「大島てるＣＡＶＥＡＴ ＥＭＰＴＯＲ」 というサイトです。 一体それは
どういうものなのでしょうか？

　不動産選びに際して、客が借りようとしている物件が事故物件にあたる場合、
不動産業者は、宅建業法に従って当該物件が事故物件である旨を、客に告知
しなければならないとされていますが、じつはこのルールには抜け道があります。

　ある物件で事件が起きた場合、告知義務があるのは次の入居者に対しての
みであって、次の次にあたる入居者に対しては告知義務はありません。 つまり、
あいだに誰か一人を挟んでしまえば、その次の客にはもう伝える必要はないの
です。 これでは、告知義務の意味はなくなってしまいます。

　
　不動産業界のこうした状況に対処するために生まれたのが、「大島てる ＣＡＶ
ＥＡＴ ＥＭＰＴＯＲ」 です。 このサイトでは、過去に自然死ではない死亡者が出た
物件のコトがこと細かく紹介されています。

まず、「本サイトでは、殺人事件や火災による死亡事故等の嫌悪すべき歴史的
事実があった物件を事故物件と定義します」 と、事故物件の定義がなされ、次に、
地図上で物件の存在する場所が特定され、その住所と、アパート・マンション・ホ
テルの部屋番号が示されます。 さらに、その物件において死亡者がどのような死
に方をしたのかというコトが示されています。
　　
　スタートした当初、このサイトがカバーしていた地域は東京２３区とその周辺の
みだったのですが、現在では、日本全国のみならず外国にまでその調査が及ん
でいるようで、スマホアプリも用意されています。

　私の個人的な希望としては、「オカルト版大島てる　事故物件で起きたコワ～
イ話」 という裏サイトも作ってほしい気がします。　・・・・・ ほんの冗談です。

続きを読む

タグ：事故物件　リスト 訳あり物件