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ガンダムと富野由悠季のイイ話 (毒舌編)  【 興味深い発言が目白押し ! ! 】 [アニメ]

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 ・・・・・・ (下) のつづきで、この記事の最終ページです。

  「僕がオスカーを受賞した宮崎駿のようになれないのは能力の
差である」 というあからさまな言い方からも分かるように、富野さん
は非常にハッキリした物言いの、相当な毒舌家のようです。

 富野さん「も」 というのは、じつは宮崎駿さんも負けず劣らずケッ
コウな毒舌家だから。

(※) 宮崎さんの毒舌については「宮崎駿史 及び 宮崎駿論」 とい
う記事のいちばん下の方に載っています。 もしよければそちらも読
んでいただけるとうれしいです。


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 富野さんの今までの発言を以下に引用してみよう。

 「大人はアニメを見るな。 マンガやアニメは子供が親に隠れてこっ
そり見るものである。 大人になったらアニメのことは忘れなさい」

 「僕はね、ガンダムというのがそこまで増長しているのに悲観して
いるのですよ。 いい大人がガンダム好きだっていってる状況にね」

 「『機動戦士ガンダム』 は娯楽に過ぎず、人生の指針や教訓にな
るような大そうなものではない」

 「日本の深夜アニメはつまらない。 それ以外のモノも、必ずしも現
在みなさん方が目にしているようなアニメや漫画の作品が豊かだと
僕は思いません」

 「このDVDは見られたものではないので、絶対に買ってはいけま
せん ! ! 」 (『機動戦士Vガンダム』 のDVDに書かれた言葉)

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 「お前らの作品は所詮コピーだ。 『エヴァ』は潰したい」

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 「ユニコーンは我慢して1話だけ見た。 自分が作っても気にいらな
いのに、他人の作ったものをなぜ気にいる」

 「はっきり言います。 SEEDは嫌いです。 見ていて本当にイヤにな
りました」

 「アニメをやりたいと言ってアニメしか見たことがない奴は皆ダメな人。
文学を読め、美術館で絵を見ろ。 文芸、演劇、物語を見ないで映画や
アニメが作れると思うな」

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 「僕には今の音楽がみんな同じように聞こえちゃう。 鮮やかなんだ
けど、それは創作ではないんじゃないってね」 (初音ミクに対して)

 「お前、一体いくつだ ? 今まで何やって生きてきたんだ !?」 (声優の
新井里美さんに対して)

 「ダンバインは偉大な失敗作でした」

 「ゲームに携わる仕事をしている人間は嫌い」

 「つらいと感じることも生かされている証明なんです。 ファンに褒めら
れるのは当たり前。 そんなことで喜んでたらファンに殺されます」

 「宮崎のヤツは 『オレはロリコンだ ! 』 って叫ばないとダメだと思うん
だよね」

 「慣れたら死んじゃうんだよね。それだけなんだよね」 (常に新しい事に
挑み続ける姿勢について)

 「じつを言うと、概ねの人には固有の才能はありません。 根気がないっ
てのも無能なんです、基本的には。 器用貧乏が一番使い物にならない
かもしれない。 即戦力にはなるけど。 大人から学ぶものなんて何もない」


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  じつは宮崎さんの毒舌も、言っていることはここに挙げた富野さ
んの発言と同じような内容です。

  以下は、宮崎さんの毒舌傾向について宮崎さんについての記事
の中に書いたことですが、そのまま引用します。

【 引退発表記者会見において監督が 「仕事をするというのはつま
りはこういうコトなんです」 と言いながら、メガネを外し、デスクに覆
いかぶさるような姿勢を取って見せていた場面がありました。

 「この作業を持続できる時間というのは、年齢とともに確実に短く
なっていきます。 こればかりはもうどうしようもない

 仕事に取り組んでいる期間はテレビもビデオもいっさい観ません。
新聞もざっと見るだけ。 ラジオだけは少し聴きます」

  アニメ制作の作業というのは、このように1日中デスクに向かって
ひたすら手を動かし続けるという作業が何ヶ月もつづくワケで、相当
に神経も体力もすり減らす行為のように思います。

 しかも、その期間中は他のコトにはいっさい関心を持たず仕事の
みに集中するというのですから、その 「ウチにこもる感」 はハンパで
はないでしょう。

 さらに、それを断続的に何十年もつづけているワケですから、その
反動として、外に向かって話をするときには日頃の 「ウチにこもった
気持ち」 を思いっきり発散できるようなコトを言いたくなってしまうので
はないでしょうか?

 そうでもしないと、とてもやってられない ・・・・・・

 なんとなくそんな気がします。             】


富野さんも同じようなカンジなのかもしれません。


  このように、富野さん、宮崎さんの2人は、強く求められることもあっ
てイロイロと社会的な発言をしていますが、専門分野にちかいコト以外
についてはあまり鵜呑みにせずに話半分で聞いた方がいいような気も
します。

  この2人には他にも類似点が見られます。 たとえば、アニメは大人
のモノではなくて基本的に子供のものであるであるとか、さらに、つね
に新しいことに取り組んでいくという姿勢についても同じです。

  押しつけるようで申し訳ないのですが、宮崎さんの常に新しいことに
取り組んでいくという姿勢について、宮崎さんの記事の方でくわしく説明
しています。 長すぎて引用することができないので、興味のある方は
是非そちらも。


 宮崎駿史 及び 宮崎駿論
http://perfect-news.blog.so-net.ne.jp/2013-09-20

 最後まで読んでいただいてありがとうございました。




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