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新みずほ銀行 発足 について分かるように説明してよ ! ! どーいうコトなの? [企業・ビジネス]

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 ゴチャゴチャ書いてあって、何がなんだか分からない金融のニュース
(たぶん書いてる本人もわかってないのだと思います) を、平易にわか
りやすく説明しました。

 みずほフィナンシャルグループ(FG)は1日、傘下のみずほ銀行とみ
ずほコーポレート銀行を合併させ、「新・みずほ銀行」 を発足させた。

 主な目的は、今まで分散していた各分野を一つに統合することによっ
て効率化を図り、また、経営の規模を大きくすることで競争力の強化を
目指すというもの。

 これは21世紀経済界の大きな潮流に沿ったもので、この改革によっ
て組織の力が充分に発揮できる体制を整え、もってライバル行を追随し
ていくということになる。

 新銀行の頭取には、FGの佐藤康博社長が就任した。 佐藤頭取は1日
の記者会見で 「ワンバンク化の実現で、組織体制は一応の完成形をみ
た」 とし、さらに 「今後、信託までを含めたワンバンクも考えたい」 と述べた。

 銀行・信託・証券の総力を結集し、「今までとは別次の一体運営」 を目
指すこととなった。

合併に先駆け、昨年4月には持ち株会社と傘下銀の経営企画や人事部
門などを一元化。

 今年1月には証券子会社が合併し、4月から持ち株会社の子会社に再
編成した。 信託、証券の社長もFGの経営会議に出席させて一体運営を
加速させている。

 意思決定の迅速化によって顧客へのサービスを向上させ、また、顧客
に対して証券や信託商品などすべての金融サービスをまとめて提供する
「ワンストップサービス」 の実現を目指すという。

 旧みずほ銀では、システムの面について02年4月と11年3月の計2回
にわたって大規模なシステム障害を起こしたことがあり、まずはシステム
を問題なくスムーズに統合させることが最初の課題となる。

 みずほの貸出金は2行合算で63兆円、預金は94兆円と、大手金融グル
ープで三菱東京UFJ銀に次ぐ第2位の規模だが、グループ全体の利益は
08年3月期以降6期連続で3位にとどまっている。

 また、財務の健全性を示す自己資本比率も低い。

 みずほは、今回の一体経営による収益改善効果が13年3月期時点で5
00億円あったとされる。今後も銀行、信託、証券の共同店舗化などを進め、
3年間で900億円の効果を見込んでいる。

 今後、計画通りに経営効率化が進むのか注目される。


 《みずほの経緯》
 1999年8月、大手都市銀行の第一勧業、富士両行と長期信用銀行の日
本興業銀の旧3行が経営統合を発表。

 2002年4月、個人・中小企業向けの「みずほ銀行」 と大企業向けの 「み
ずほコーポレート銀行」に再編された。

 大手銀行グループの中で、「三菱UFJ」では旧三菱銀、「三井住友」 では旧
住友銀がグループの主導権を握って経営を軌道に乗せたのに対し、

 みずほは旧3行の主導権争いが目立ち、主要ポストを分け合ってバランス
を取る慣行が続いた。

 再編時と11年の東日本大震災時に計2回にわたって発生したシステム障
害に対しては、持ち株会社を含めた“連携不足” や “意思決定の遅さ” が遠
因との指摘が相次いだ。

 11年11月に2行合併を決定。 今年1月には証券子会社が合併した。




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