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指導死とは? 【 教師の指導で殺される子供たち 】 その意味と課題をお伝えします ! ! [ニュース]

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  『指導死』 というコトバをご存知であろうか? がある。 「教師による
生徒指導をきっかけ、あるいは原因とした子供の自殺」 を意味してい
る言葉だ。

 先日、NHKの番組で 「指導死」 という本が紹介され、このコトバが
現在検索ワードの上位に挙がっている。

 このコトバは2007年、教師の指導によって間接的に子供の命を奪
われた保護者たちが集まっ開かれた会合の中で生まれた。 保護者の
方々は 「指導死 親の会」 という団体を作られているようだ。

 その後、2011年の11月に「指導死 親の会」 が主催となって「指導
死シンポジウム」 が開かれた。

 たとえば、医師が手術を誤って患者を死亡させた場合、「業務上過失
致死罪」に問われる。 また、警察官が職務中に被疑者を死亡させた場
合も同様である。 刑務所においても、収監者が自殺など自分を傷つけ
ることのないように対策が採られている。

 一般社会で起こる問題についても 「セクハラ」 「パワハラ」 「過労死」
などの概念が定着し、これらの言葉はすでに市民権を得ていると思わ
れる。

 それに対して2007年に生まれた「指導死」 という言葉は、それ以降
教育関係者の間ではかなり周知の用語になっているが、一方で世間一
般の人々にとっては依然として聞きなれない言葉に留まっている。

 以下は、シンポジウムに際して、同団体の大貫隆志氏がお話になった
内容である。

 「いじめによる自殺」 は社会的に認知されているが、「指導による自殺」
の場合、それが存在することさえほとんど知られていない。 このことを広
く知ってもらうためには、その対象をハッキリさせる意味でも、まず名前を
つける必要があるのではないかということになり、「過労死」という言い方
にならって 「指導死」 と呼ぼうということになりました。

 次の4つを 「指導死」 の定義として考えています。

 ①.一般に 「指導」 と理解されている教員の行為により、子どもが精神
的あるいは肉体的に追い詰められ自殺すること。


 ②.指導方法として妥当性を欠くと思われるものでも、学校でよく行わ
れる行為であれば 「指導」 と捉える (些細な行為による停学、連帯責任、
長時間の事情聴取・事実確認など)。

 ③.自殺の原因が 「指導そのもの」 や 「指導をきっかけとした」 と想定
できるもの (指導から自殺までの時間が短い場合や、他の要因を見いだ
すことがきわめて困難なもの)。
 
 ④.暴力を用いた指導が日本では少なくない。 本来 「暴行・傷害」 と考
えるべきだが、広義の「指導死」 と捉える場合もある。

 以上4つのポイントから 「指導死」 を定義しています。当初は(4)の暴力
を伴うものは想定していなかったのですが、(4)のケースが遺族の間でも
「指導死」 と呼ぶケースが増えてきましたので、つけ加えました。

 ・・・・・・ ということです。

 ここで、ごくわずかですが具体例を。

 ・ 2011.6. 9 愛知県の県立刈谷工業高校の山田恭平君 (高2・16)
が野球部顧問から呼び出された2日後に練炭自殺。

 ・ 2008.7. 20 北海道の道立稚内商工高校の今野匠くん (高2・16)
が、携帯電話の掲示板にほかの生徒の中傷を書き込んだとして、計6人
の教師らから約3時間にわたって事情を聞かれ、停学処分の連絡を受け
た後自殺を図る。

 ・ 2004. 5月 井田将紀さん(高3・17)。 中間試験の最終日、物理の
テスト中に日本史に関するメモを将紀さんが出していたところ試験監督の
教師がそれを見とがめ、昼過ぎから約2時間、5人の教師から “事情聴取”
が行われた。 その日の夕方、将紀さんは自宅近くの立体駐車場から飛び
降り死亡。


 個人的な意見を言わせていただきますと、これは教師の質を高めるしか
ないように思います。 学校教師については、もっと優秀な人材を採用する
べきではないでしょうか?

 教師の報酬と社会的地位を、官僚や医師、弁護士などと同等なくらいに
引き上げて、教師というものを日本でいちばん優秀な人たちがあこがれる
ような職業にしていく。

 教育というのは、人間をつくる、人材を育てるということであって、人材と
いうのはいつの時代、どこの国にとってもいちばんの財産なワケですから。

 そこにいちばん優秀な人をもってくるというのは、ごく自然なことだと思う
のですが ・・・・・

 みなさんは、どうお考えでしょうか?
 



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