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マラセチア毛包炎とは? 原因・症状・対策 [健康]

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 少し歩いただけでも汗が噴出すこの季節。 一刻も早く冷房の効いた場所
に避難したいが、ここ数年の節電傾向によってどこも設定温度は高め。その
結果、汗が皮膚に留まる時間が長くなって、肌のトラブルを起こしてしまうビ
ジネスマンが増えているようだ。


【近年増加している 「マラセチア毛包炎」 】 - 皮膚科の先生のお話 -

 例年、梅雨から夏にかけての時期は皮膚科の患者さんの数は増えるので
すが、確かに2011年以降、特に大人の患者さんが増えてきているように感
じます。

 この時期は、日光皮膚炎、毛虫などによるかぶれ、水虫、あせも、汗などに
よるアトピーの悪化などで来られる患者さんが多いのですが、「マラセチア」 と
呼ばれるカビが皮膚に繁殖することで生じる皮膚炎に感染する20代~40代
の患者もちらほら目にします。

《その症状》
 皮脂に棲みついている常在菌のマラセチアが毛包内、つまり毛穴で増殖し、
胸や背中、肩、上腕にニキビのようなブツブツ(紅色丘疹)や膿胞を作り、かゆ
みをともなう炎症を起こします。

 これは 『マラセチア毛包炎』 というもので、症状似ているニキビと勘違いされ、
自分の判断で誤った治療をしたり、放置したりすることが多々あります。 その
ため長期化する事例も少なくありません。

 またこのカビは、胸や背中、ワキの下、首などに白色や褐色の斑ができる
『癜風(でんぷう)』 や、頭皮に慢性的なかゆみやフケをもたらす 『脂漏性皮膚
炎』 の原因にもなります。

 ニキビと違って自然治癒しにくいので、このような症状が見られたら自分で判
断せず、皮膚科で判断してもらうようにしてください。

《対策として》
 マラセチアは、汗に含まれている皮脂を好みます。 高温多湿のこの時期は
睡眠中にも汗をたくさんかきますので、朝と夜の1日2回シャワーを浴び、下着
もまめに取りかえるなどいつも以上に体を清潔に保つことを心がけてください。

 マラセチアによる皮膚炎には、予防効果のある石鹸やシャンプー・リンスも少
し高価ですが市販されていますので、この時期は積極的に取り入れてもらいた
いですね。

 ・・・・・・ ニキビと似ているのですが、ニキビと同じ対処法ではマラセチアは
治りません。 面倒ですが、やはり病院の皮膚科に行くのがベストのようです。

 自分で判断せず、最低限薬局の薬剤師さんに話を聞くのがよさそうです。




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