日新製鋼堺製造所火災事故 【 企業としての日新製鋼も解説してるんだゾ！】

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　６月３日午前８時２０分頃、大阪府堺市の 「日新製鋼堺製造所」 の
近くのを通りかかった人から 「工場から煙が出ている」 と１１９番通報
があった。

　

　それを受けて、消防車など２４台が出動し消火活動に当たった。 お
よそ５時間後に火は消し止められたが、 工場の一部およそ２７０平方
メートルが焼けた。

　けが人などは出ていないという。

　 工場職員の話によれば、火が出たのは 「冷延設備」 と呼ばれる建
物で、ローラーで鉄の板を薄く延ばす作業中に異常な音がし、その後
鉄の板が突然裂けて火が出たという。

　

　鉄の板を延ばす機会の潤滑油、およそ６０００リットルが燃えた。

　 警察と消防が、今後現場検証して家事の原因を調べることになる。

　 日新製鋼は、東京都千代田区丸の内に本社を置く高炉メーカーで
あり、１９５９年 日本鉄板と日亜製鋼が合併して誕生した。

　

　１９６２年、呉製鉄所に第１号高炉を建設し、以降は圧延及び連続鋳
造設備を備えた鉄鋼一貫のメーカーとして活動している。

　 高炉メーカーの規模としては、国内代５位。 表面処理鋼板やステン
レス鋼板といった高付加価値な薄板部門に強みを発揮している。
商品ブランド名は月星印である。
　

　合併後も岩井産業や新日本製鉄（現・新日鉄住金）とは緊密な関係
を保ち、特に後者とのつながりは強い。 また、三和グループの三水会
メンバーでありながら、旧長銀や旧興銀とも緊密な関係にあった。

　 太平洋金属の大株主であり、その他日本国内に約３０社のグループ
会社を有する。

　 ２０１２年、日本金属工業と共同株式移転方式で経営統合し、日新製
鋼ホールディングスの完全子会社となった。

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タグ：日新製鋼 倒産 日新製鋼ホールディングス