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大月地獄谷 遭難 5日間動けなかった男性が救助されました! [ニュース]

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 5月31日午前10時10分頃、神戸市灘区六甲山町の六甲山中で、登山
グループから 「男性が倒れている」 という119番通報があった。 市消防局
のヘリが出動し11時35分頃、山中で男性を発見、救助した。

  同局によると、男性は右足を骨折しているが意識はあり命に別条はない
という。 男性は「5日ほど前から遭難していて、動けなかった」 と話している
という。 兵庫県警灘署が、詳しい経緯を調べているという。

 また、同署によると、男性は大阪府中央区の65歳の男性で、27日に家族
から 「六甲山に写真を撮りに行ったまま帰ってこない」 と大阪南署に届出が
あったという。

 現場は「大月地獄谷」 と呼ばれる谷沿いの登山道であったのだが、比較的
ハードなコースとして知られる。 コース中には大月地獄大滝をはじめ他にも
3つの滝があり、 またコースとしては距離が長い方で従来から人気があった
コースだという。

  ただ、95年の震災の影響で崩落してしまった箇所が多く、現在は側面をコ
ンクリートで固めている場所が多いという。 また、沢についても、谷筋を埋め
尽くすよう砂防堰堤が何箇所もあり、往年の雰囲気を知る者は落胆している
という。

 しかし、固定ロープが設置されている箇所が多いなど初心者には今でも人
気があり、2003年以降利用者は増加しているという。

 地獄谷が含まれる六甲山系は登山道が多く、地図に記載されていない道も
多いので、一般の書籍などで紹介されている登山時の遭難対策とは違った手
法や対策を考慮する必要があるという。

 遭難の原因としていちばん多いのが道迷いであるらしく、その場合方向や行
き道がわからなくなるだけでなく、思わぬ場所で転落する危険もあるという。

 平成22年の遭難件数は85人で、そのうち道迷いが60人であるという。 そ
の他は、野生動物被害14人、転落4人、転倒3人ということである。

 今回の遭難者の方を批判するつもりはまったくないが、ガイドには、この大月
地獄谷についても、初心者同士で入るのは絶対にやめましょうと記されている。




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